デザインのおはなし『水切り編』
カマダの家を語る上で外すことができない『デザイン』。
私たちはデザインには並々ならぬこだわりがあり、
モダンstyleやカフェstyleなど昨今のトレンドや、
日本人が昔から持つ美意識(わびさび)を取り入れ、
鹿児島の気候風土に適した家を
お施主様のお好みに合わせてデザインしていきます。
デザインを構成する要素は様々ですが、
本日は『水切り』のお話です。
水切りと言われてもピンと来ない方もいるかもしれませんが、
ここです↓
文字通り水を切る役割だけでなく、
二つの大きな役割があります。
一つは床下換気です。建物全周の水切り部分より
床下に空気を送り込み湿気をまんべんなく排出します。
もう一つは壁体内通気の通気口の役割があります。
この水切りから進入した空気は壁体内の湿気と共に
軒裏や小屋裏より排出します。
家屋の耐久性に不可欠なパーツなのです。
そんな切り込み隊長 先頭打者のような水切りですが、
私共は今月より『JOTO 防鼠付スリム水切り』を採用する事になりました。
一般的な水切りの見付幅は30㎜ですが、
スリム水切りは見付幅を18㎜にまでスリム化を実現。
今まで際立っていたラインを目立たなくする事ができます。
薄さを追求することで住まいとの調和を目指しました。
『鹿児島美邸』をうたう
細部を大切にするプロフェッショナルなカマダの家のこだわりです。