内装選びのツール
注文住宅を建てる際、内装選びに悩んでしまう方は少なくありません。
「室内ドアや床とクロスのバランスが不安」
「家具やカーテンと合うかしら」
「クロスの貼り分けをしたいけどイメージがわかない」
「せっかく建てるのだから毎日テンションの上がる内装にしたい!」
内装と一言で申しましても建具、床、壁、天井、家具、カーテン、水廻り設備、照明など様々なアイテムで構成されており、とても奥が深いのです。
すべての調和が取れていなければ残念な印象になってしまうことも。
心休まるおしゃれな空間を作るためには内装のポイントを押さえて、ひとつひとつを決めていくようにしましょう。
1.テイストを決める
ナチュラルテイストや和テイスト、モダンや西海岸風など、様々なテイストのインテリアがあります。統一感のあるコーディネートを完成させるためには、インターネットや雑誌などで好みのインテリアを見つけ、それに合わせて内装材や設備を決めていくと良いでしょう。家具や家電を購入する時にも内装のテイストが決まっていれば部屋のテイストにマッチする商品を見つけられます。
2.使用するカラーを3色以内におさめる
内装に使用する色は、一部屋につき3色以内に収めましょう。1色だけですと物足りない印象になりますし、4色以上はまとまりのない印象になってしまいます。意識して取り入れたいのはベースカラー、メインカラー、そしてアクセントカラーの3つですが
それぞれ、
■ベースカラー…部屋全体の70%を占める色味のこと。部屋の印象を大きく左右する色で、ホワイトやベージュが一般的。
■メインカラー…インテリアの主役になる色で、部屋全体の25%程度を占める色味のこと。ソファやラグ、カーテンなどに使われる色がメインカラーになりやすい。
■アクセントカラー…インテリアのポイントになるような引き締め役の色味。部屋全体の5%程度を占める色味で、小物やオブジェに使われることが多い。ビビットな色やインパクトのある色が人気。
3.異素材を組み合わせ
全て同じ材質の製品を選ぶよりも、複数の材質のものをひとつの部屋に取り入れると室内に奥行きが生まれ、いきいきとした印象になります。内装に使われることが多い素材は、
・壁紙や障子、ランプシェードに使われることが多く、柔らかな雰囲気のある紙
・家具や家電、小物などに使われやすいプラスチック
・窓枠などの建具に使われることが多く、重厚感を生み出せる金属
・ソファやラグに使われると高級感を演出できる革
・カーテンやブランケットに使われる布
などが代表的です。取り入れる素材によって部屋の印象は大きく変わりますので、バランスよく取り入れましょう。
4.部屋全体のイメージを統一する
たとえば優しい色味の壁紙には、柔らかな雰囲気のある丸みのある窓やドアがよく似合います。反対にシャープな印象が強いステンレスキッチンを選ぶのであれば、モノトーンなどの無機質な色味がマッチするのでおすすめです。このようにイメージを統一すると、素材や色が違っても室内の調和が取りやすくなります。
ゆったりとくつろげる部屋作りであれば柔らかな素材・色のもの、スタイリッシュなイメージにまとめるときには色はあまり使わないなど、様々な工夫をしてみましょう。
カマダの家では建具やクロスをお選びいただく際にイメージをつかんでいただくため3Dパースシステムを使ってお施主様にご提案しております。
様々な角度からお部屋をご覧いただく事により、平面図だけではわかりづらい空間の広がりや造作のしつらえなどをご確認いただいております。