高千穂の峰 初登頂
秋になると様々な欲求が騒ぎ出す山本です。
いつか登ってやると誓ってから30年あまり。
今まで遠くから見上げるだけだった高千穂の峰に、ついに ついに登ってきました~。
霧島市から登山口まで車ですぐですのでそんなに大げさな事でもないのですが、なにせ重すぎる腰が上がらず月日は流れ・・・
最近になって娘が小学生のうちに何か一緒に成し遂げたいと思い、秋晴れの下霧島へ車を走らせました。
ここで高千穂の峰の簡単なご紹介
当日朝になり双子の一人が足が痛いというものですから(帰宅後わかったのですが前日の姉妹喧嘩で足の指を骨折していた…)一人だけ連れて、朝10時30分高千穂河原より登頂開始。
まずは霧島神宮古宮址で安全を祈願。
登山道は石段が整備されておりましたが、徐々に石が転がっている道に。
やがてゴツゴツした斜面を登ることになります。
足場が悪く何度も滑りました。。
娘にカッコ悪いところは見せられんとぜえぜえしながらようやくたどり着いた御鉢は深く吸い込まれそうです。
直径約600m、深さ約200mあるそうです。
少し休憩して御鉢の淵(馬の背)をすすみます。
幅は2~3mでしょうか、右手は火口、左手はがけなので足がすくみます。
霧島神宮の起源の場所(よくこんな所に建てたな…)を経由して、山頂を目指し最後の斜面を登ります。
1時間45分ほどかけてようやく山頂にたどり着きました!
山頂に立っている「天の逆鉾」は、国家の安定を願って青銅製の逆鉾が突き立てられたと伝承されています。
実物は噴火の際に破壊されたと伝えられ、本物の逆鉾の柄は地中深くに眠っており、現在見ることができるものはレプリカだそうです。
1886年、坂本龍馬が妻のお龍と新婚旅行で霧島を訪れ、天の逆鉾を引き抜いたという記録があります。
とにかく山頂から見渡す景色はすばらいの一言。
登らないと味わえない絶景、
やりとげた達成感、親子の絆
いろんな物を手に入れる事が出来ました。
他に気付いた事、
すれ違う登山客のみなさん「こんにちは」とさわやかに挨拶をされます。
『登山好きに悪い人はいない』と常々思っておりましたが、
皆さんのマナーの良さに関心しました♪