木の家の注文住宅の魅力

木の家にこだわった
注文住宅の魅力を解説

結婚をしたり家族が増えたり、30や40代になると何かと「新しい住まいを検討しよう」、「新築住宅を建てよう」と考える機会は増えるものです。そんな悩みを抱えている方の中には、新居を木造にしようか鉄筋にしようか、素材選びに迷っている方も多いのではないでしょうか。ここでは、これからマイホームを建てようと考えている人に向けて、木の家の魅力やメリット、住宅の寿命などを詳しく紹介していきます。

木の家とは

木の家とは

そもそも木の家とは、伐り出した樹木をそのまま加工した「無垢材」を使った住宅のことです。柱や梁といった、家の構造部からフローリング、造作家具に使う木材まで、全て大工の手作業で作るという特徴があります。樹木の種類などによって異なるものの、耐熱性や蓄熱性、吸湿性などに優れた効果を発揮。夏の暑さや冬の寒さを和らげ、湿度を軽減しやすい特徴があります。寒暖の差が激しく、湿気に苛まれやすいという日本の風土においては、無垢材は快適な住宅環境を作るのに最適です。

木の家とRC住宅との違い

RC住宅とは

RC住宅とは

RCとは「Reinforced Concrete(補強したコンクリート)」の頭文字を取った言葉です。住宅業界では、鉄筋コンクリートで造られた家のことを「RC住宅」と呼びます。強靭な鉄筋の骨組みにコンクリートを流し込んで造られた建材は、頑丈で耐火性や耐震性に優れるので、ビルや高層マンションのような大型建造物を作るのに適しています。


しかし、RC住宅は熱伝導率が高い分、外気の影響を受けやすく、「夏や冬に暑さ寒さを感じやすい」デメリットがあります。また、RC住宅は通気性に劣るので、室内に湿気がこもりやすい欠点もあります。


一方、木の家は、このRC住宅の持つ「外気の影響を受けやすい」、「湿気がこもりやすい」というデメリットを解消してくれます。木の家にはどのようなメリットがあるのでしょうか?次項で詳しく紹介します。

木の家が持つメリット

木の家が持つメリット

「森林浴」という言葉もあるように、「木々に囲まれていると心が落ち着く」と感じた経験のある方は多いでしょう。木の家には、そんな「安心感」を得られる数多くのメリットがふんだんに備わっています。

<木の家のメリット>

  • ・リラックス効果がある
     木の柔らかい芳香と肌触りが良い
  • ・自然災害に強い
     弾力性と衝撃吸収性に優れている
  • ・夏や冬でも快適
     木は金属よりも熱や冷気を防ぎやすい
  • ・不快な騒音を防ぎやすい
     高い吸音性
  • ・人体に有害な化学物質を発生させにくい
     天然素材
  • ・室内のダニやカビの発生を抑制する
     湿気を吸収
  • ・紫外線を抑えやすい
     無垢材が光の反射を抑制

健康的な生活環境を作る上で、RC住宅では得られないメリットがあります。そのため、注文住宅を検討する方の中には、はじめから「木の家」を前提条件としている方もいます。とはいえ、ひと口に「木の家」と言っても、住宅の建材に使われる樹木は種類が豊富で、木材ごとに手触りや風合いが異なります。


それぞれ特徴が異なるため、ご自身やご家族にとって理想的な家づくりを叶えるには、木材の種類にこだわるのも良いでしょう。用途に合わせて様々な樹木が木材として使用されていますが、数ある中でも、日本国内で特に使用される樹木は以下の通りです。

木材の種類

ヒノキ(檜)

ヒノキ(檜)

優れた強度高い消臭効果高貴な美しさなどを併せ持つヒノキは、古来より建材として使用されてきた歴史ある樹木です。ヒノキで作られた建物の中には、奈良の「法隆寺」や三重県の「伊勢神宮」など、1000年以上もその姿を保ち続ける建造物も少なくありません。住宅の建材としては、大黒柱や土台といった耐久性が求められる部位に使用されます。

スギ(杉)

スギ(杉)

スギは、ヒノキと並ぶ日本特産の代表的な樹種として知られています。加工性に優れる軽くて柔らかい材質のため、床板や家具など幅広い用途に用いられます。加えてスギは抗菌性にも優れるという特徴から、おひつや寿司桶、漬物樽などに加工されることも少なくありません。

ケヤキ(欅)

ケヤキ(欅)

豊富な色調と美しい光沢が特徴的なケヤキは、伝統工芸品や民芸品を彩る木材としても古くから珍重されています。耐久性耐湿性も申し分なく、シロアリなどの虫害にも苛まれにくいことから、柱や天井板などの建材としても使用される汎用性の高い樹木です。一方、ケヤキは樹木を伐り出して乾燥をさせるのに手間がかかり、加工に長い時間を要するという欠点もあります。

ベイヒバ(米檜葉)

ベイヒバ(米檜葉)

ベイヒバは、アメリカやカナダを主産地とする樹木で、別名「イエローシーダー」とも呼ばれます。ヒノキ科に属することから、日本のヒノキとよく似た性質を持ち、ヒノキの代用品として住宅の建材として用いられることもしばしばです。

ブナ(山毛欅)

ブナ(山毛欅)

高い弾力性と保水性を備えるブナは、「曲げて加工がしやすい」という特徴を持つ樹木です。またブナは、小さな斑点のような特徴的な木目を持ち、家具に使用するとその独特の美しさが際立ちます。そのため、建材としては曲線的な曲木家具に使用されることが多くなっています。

ウォールナット

ウォールナット

クルミ科に属するウォールナットは、日本だけではなく世界的に流通している木材です。重厚で深みのある木肌と衝撃に対する強さ、肌触りの良さなどの優れた性質から、「銘木」と称されることもあるほどです。主に、調度品やフローリングの建材などの用途に使用されます。

このほかにも、高級家具の建材として馴染み深いキリ(桐)や、加工がしやすくホームセンターでも扱われているファルカタなど、住宅の建材に使われる樹木は数多く存在します。それぞれで異なる性質を持つ分、使われた木材によって家の雰囲気や暮らし心地も大きく変化するのです。

木の家の施工事例

木と共に暮らす森林浴の家

  • 木と共に暮らす森林浴の家
  • 木と共に暮らす森林浴の家
  • 木と共に暮らす森林浴の家

ぬくもり、香り、肌触り・・木には人間を癒す不思議な力があります。床も壁も天井も鹿児島県産の杉で包んだ生活空間は、自宅に居ながら森林浴をしているようです。調湿効果もある森林浴ができる家は、日常のストレスを和らげ心と体をリフレッシュし、思わず深呼吸したくなる清々しさ。リビングにどっしりと座った大黒柱が、家族の成長をやさしく見守ります。詳細はこちらから

木の香が家族を優しく包み込む家

  • ヒノキが香る家
  • ヒノキが香る家
  • ヒノキが香る家

ご家族こだわりの勾配天井のあるリビングはとても開放的です。南向きの大きな窓からは、ウッドデッキと庭への視界が広がります。天井には杉の無垢材が張り込まれ、木のぬくもりに包まれるような優しい雰囲気です。子供たちが素足で走りまわるウッドデッキで、自然を感じながらのバーベキューは最高のひと時です。詳細はこちらから

深呼吸したくなる空気が美味しい家

  • 深呼吸したくなる空気が美味しい家
  • 深呼吸したくなる空気が美味しい家
  • 深呼吸したくなる空気が美味しい家

素足が心地いい、健康で自然体の毎日を送るため空気感にこだわりました。地中熱を利用して温度と湿度を調整し、更に花粉や火山灰などが除去された新鮮な空気を毎日供給する全館空調システムを装備。調湿効果がある浮づくりの杉の無垢材とで創り出す室内空間は、思わず深呼吸したくなる空気がおいしい平屋です。詳細はこちらから

カマダの家は、
鹿児島の風土で育った木材を使用。
カマダの家は、鹿児島の風土で育った木材を使用

ご存知の通り鹿児島は高温多湿な気候に加え、台風銀座と言われるほど毎年のように台風が接近します。白蟻被害も多く、特に桜島や新燃岳からの降灰に配慮した家づくりが求められます。


カマダの家は、鹿児島の気候風土で長い年月をかけて育まれてきた良質な木材を使い、木の材質地域の気候を熟知した地元の職人がつくる地材地建の家です。


鹿児島で育った木で家をつくることは、鹿児島に最も適した家をつくることであり、地域産業の発展や流通コストの削減、建物のコストダウンの一助となっています。また山林を適切に手入れすることにより土砂災害に強い森林となり、若木は成長過程でたっぷり二酸化炭素を吸収しますので、地球温暖化防止など環境にやさしい住まいづくりを実現します。

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木の家の寿命は?

木の家の寿命は?

無垢材を使用した木の家は、およそ100年ほどになりますが、これはあくまで目安にすぎません。なぜなら、無垢材は「樹齢」によって寿命の長さが変動しやすくなるためです。例えば、樹齢の長い樹木を使用した無垢材ほど、長持ちする傾向にあります。


さらに無垢材は、伐り出した後にも「呼吸を続けて強度を増していく」特徴があるので、数十年で寿命を迎える鉄骨や鉄筋コンクリートの家よりも長持ちします。無垢材の歴史ある建造物が数多く現存しているのも、強度を増すという無垢材のメリットと言えるでしょう。


ただし、無垢材は無限に長持ちするわけではなく、伐り出した後の乾燥作業によっては、寿命が短くなってしまうこともあります。乾燥作業が不十分だと、無垢材に含まれる水分から虫害や腐敗を引き起こしやすくなり、無垢材を劣化させてしまうのです。


この樹齢や乾燥方法に関して、個人で何かしら対策を行うことは難しいものの、メンテナンスをしっかりと行うことでも、木の家の寿命を延ばすこともできます。「自宅に末永く暮らしたい」、「家の劣化を防ぎたい」なら、自宅のメンテナンスをしっかりと行うことが重要です。

木の家をきれいに長持ちさせる方法

木の家をきれいに長持ちさせる方法

前述したように、無垢材にとって「水分」は劣化の原因になりますので、日常的なメンテナンスではモップやタオルで乾拭きをします。水拭きで無垢材を強く擦ると、保護のために塗装されたオイルを剥がしてしまい、無垢材を傷めてしまいます。どうしても水拭きをする必要がある場合は、拭き終わった後に乾拭きを行い、水分を残さないようにしましょう。水分と同様に、洗剤などの使用も控えた方が賢明ですが、薄めた中性洗剤であれば無垢材を大きく劣化させることなく汚れを除去できます。


また無垢材に付いたキズは、サンドペーパーを使うことで目立たなくすることも可能ですが、塗装が剥がれてしまう点に注意しましょう。剥がれた塗装はホームセンターで販売されているオイルワックスを使用して再塗装をしましょう。メンテナンスを徹底することで、木の家の寿命を大きく伸ばすことも難しくありません。


とはいえ、初心者の方には無垢材の塗装は難しく、使用する道具を揃えるのも手間がかかります。また、無理に塗装をしても塗りムラが出来てしまうことも多いため、心配な方であれば無垢材の塗装を専門家に依頼をしてみるのも良い方法です。

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