注文住宅で実践したいアイディア

注文住宅で実践したい
アイディア事例
【間取り編・内装編】

注文住宅の魅力は、何といっても「自分の好きなように家を建てられる」こと。自分で自由に決められる分、どう決めたらいいか迷ってしまいます。注文住宅を建てるときに大切なのは「間取り」と「収納」です。間取りは、成功するといつも快適に過ごせますが、失敗するとずっと後悔したまま使い続けることになります。収納は、スペースが狭かったり、設置した場所が使いにくかったりしてしまうと、生活スペースに物を置きがちになってしまいます。ここでは、間取りや収納、さらに内装や外装などで成功させるポイントをご紹介します。

注文住宅を成功させるポイントとは

注文住宅を成功させるポイントとは

住むことをイメージした間取り

家づくりで1番楽しいのは、間取りを考えることではないでしょうか。間取りを考えるときは、ただの部屋割りをするのではなく実際に住むことをイメージして住みやすい空間を考えることです。家の中をどのように行き来するのかどの部屋で何をするのかなど、一緒に住む家族と話し合って、住まいに求める条件を事前に決めておきましょう。また、敷地がどれくらいの広さで、どのような形をしているのか、方角、周圍の状況なども考慮する必要が出てくるので確認しておきましょう。

適切な収納スペースの確保

間取りを考えるときに特に重要なのが収納スペースの確保です。長く住んでいるとどうしても荷物は増えがちです。荷物をしまえる場所を十分に確保していれば、家の中をスッキリ見せることができます。また、収納のスペースは広い方がいいと思われがちですが、むやみに広ければいいというわけではありません。


収納のスペースをとりすぎてしまうと生活するスペースが狭くなってしまいます。また、スペースだけでなく収納をどの位置にするかも重要です。荷物をしまいづらい位置に収納スペースを配置してしまうと、結局、部屋の中に荷物が増えてしまうので、持っている荷物量に合わせた程よい収納スペースを、使いやすい位置に確保することがポイントです。

アイディア集【間取り編】

アイディア集【間取り編】

注文住宅は、初めに基本的な間取りを選びます。その際に優先的に選んでおきたい間取りをご紹介いたします。

アイディア1. 【対面式キッチン】

キッチンは、家事の中でも最も使用頻度が高く、主婦の方が間取りを考えるときに真っ先に意識する場所。最近の傾向として、洗い場の前にカウンターがあってそのカウンター越しに料理を渡したり、カウンターの先には、ダイニングテーブルや、リビングなどがあって、キッチンからダイニングやリビングが見渡せる対面式キッチンの需要が高まっています。

アイディア2.
【リビングと隣接する和室】

リビングと隣接する和室は、リビングの一角が畳スペースになっているタイプが多いです。スペースがリビングと一体化して、リビングがより広く感じられます。小さいお子さんがいる場合、子供が遊ぶスペースとしても使えますし、遊んでいる子供をリビングから見られるので目を離さずにいられます

アイディア3. 【リビング階段】

リビング階段とは、リビング内に設置された階段のことです。リビングを通らないと2階に上がることができない間取りのため、自然とリビングにいる家族と顔を合わせることになり、コミュニケーションをとる機会が増えます。

アイディア4.
【ウォークインクローゼット】

ウォークインクローゼットとは、衣服や荷物を収納できるスペースのことです。その名の通り、歩いて通れるぐらいの広さで、2畳以上あるのが一般的です。壁に備え付けられた普通のクローゼットよりも多く収納できるので、季節以外の洋服やカバン、靴などや、旅行ときにしか使わないトランクなども、まとめてしまっておくことができます。

アイディア5.
【ウォークイン玄関収納】

玄関の近くにあって、シューズや外出の使うことがある傘やアウトドア用品などをまとめて収納しておくスペースです。小さなお子さんがいる場合、外で遊ぶときに使う道具や、ベビーカーなども入れておけるので便利です。玄関はお客様が来たときに最初に目にする場所です。玄関がきれいだとその家に対する第一印象もよくなるので、ウォークイン玄関収納などがあると玄関もキレイに保てます

アイディア6. 【パントリー】

パントリーとは、キッチンの近くに設けられた、食料品などの収納スペースです。週末などに大量にまとめて買ったものを収納したり、災害に備えて水や非常食を買い置きしたりできます

二世帯住宅の場合の間取り

二世帯住宅では、基本的な間取りとしてどのような形を選んでおいたらいいでしょうか?主な3つの間取りをご紹介いたします。

完全同居型

例えば、親と子供世帯が一緒に暮す場合、世帯ごとに寝室を設け、玄関キッチンリビングお風呂トイレなどの寝室以外の部屋は二世帯が共用するのが「完全同居型」の間取りです。


部分共用型

親世帯と子供世帯が生活するエリアを分け、玄関や浴室などの一部の設備だけを共有するのが「部分共用型」の間取りです。適度にプライバシーを持ちたいときにはおすすめです。


完全分離型

親と子供世帯が、同じ敷地内で別々の家で生活するような間取りが完全分離型です。例えば二階建ての家ならば、一階に親世帯が住み、二階に子供世帯が住んで、家の内側に階段を設けて行き来するなどです。平屋建ての家ならば、窓越しにそれぞれの家の様子が見れる作りになっていれば、互いの暮らしを見守ることができるでしょう。

アイディア集【収納編】

アイディア集【収納編】

注文住宅の収納スペースを適切な場所に、程よいスペースでとることがポイントであることはご紹介しましたが、それはどのような基準で決めればいいのでしょうか。収納場所を決める時におすすめなのは、日常生活の導線を考えて配置することです。家の中の各収納スペースをどのように設置したらいいかをご紹介いたします。

アイディア1. 【玄関の収納】

玄関の収納は、靴や傘を収納する下駄箱が主流でしたが、最近では、カバンやコートなども一緒に保管できるシューズクローゼットが人気です。小さなお子さんがいる場合、外で遊ぶときに使う道具や、ベビーカーなども入れておけるので便利です。

アイディア2. 【洗面・脱衣所の収納】

外から家に帰って、最初に行なうのは手洗いやうがいです。また、外出着から部屋着に着替えることもあるので、洗面・脱衣所では、家族分のタオルやリネン類、部屋着などを収納するスペースがあると理想的です。

アイディア3. 【キッチンの収納】

買い物から帰ると、購入した食料品を収納するのに、キッチンにある冷蔵庫や収納棚に向かう方も多いはず。その他、買い置きの食料品を置くことも考えるとストックスペースがあるとありがたいですよね。キッチンの収納では、引き出しタイプの収納と、棚に引き戸をつけたタイプの収納が、収能力に優れていておすすめです。

アイディア4.
【リビング・ダイニングの収納】

リビング・ダイニングは、ソファでくつろいだり、テレビを見たりすることが多い場所。収納では、DVDや周辺機器などのテレビ関連のアイテムがしまっておけるスペースがあると良いでしょう。

アイディア5. 【寝室の収納】

寝室の収納は、ベッドに行くまでの途中やベッドの下に収納があると便利です。ベッドに行くまでの途中の収納だと、クローゼットやウォークインクローゼットが主流ですが、チェストなどの収納棚を置く方法もあります。

アイディア6. 【ロフト】

ロフトは一般的な部屋とは違って面積が狭く、採光や換気が十分でないことが多いことから、収納スペースとして使われることが多いです。季節物の家電や来客用の布団など頻繁には使用しないものの収納にピッタリの場所です。

アイディア集【内装編】

アイディア集【内装編】

せっかくマイホームを作るのだから、内装にもこだわりたいですよね。ここからは、自分でも取り入れたい内装のアイディアをご紹介します。

アイディア1. 【造作家具】

造作家具とは、既製品の家具とは違って、その部屋に合わせた造り付けの家具のことです。スペースに合わせて作るので、サイズや色などは部屋のイメージに沿ったものが作れて、空間に一体感を出すことができます。造作棚などは、本以外に観葉植物をおいたり、写真小物を置いたりと、インテリアとして楽しむこともできますし、物が増えてきたら収納としても使えます。

アイディア2. 【センサーライト】

センサーライトは、人が近づくと反応して点灯するライトです。人がいなければ自動で消えるので省エネにもなります。玄関やトイレ、クローゼットなど、人がいる時だけ明るくしたい場所に置くと便利です。

アイディア3. 【間接照明】

間接照明は、壁や床、天井などに光を当てて、その反射光で室内を照らす照明です。直接照明よりも明るすぎず、部屋が落ち着いた雰囲気になります。リビング寝室廊下階段玄関バスルームなどによく使われます。

アイディア4. 【コンセントの数】

コンセント数は一般的に、4.5畳から6畳の部屋で3個6~8畳の部屋で4個設置してあると安心です。後から電源が足りなくて後悔することがないよう、電源が必要になる家電の数を確認してからコンセントの数も決めましょう。また、使う家電の配置をイメージして、どんな配置にも対応きるようにコンセントの位置を決めることをおすすめします。

アイディア5. 【浴室テレビ】

浴室にテレビがあると、半身浴をしながらテレビを楽しんだり、お子さんと一緒に入浴するときには、お子さんを飽きさせずに入浴できるので便利です。浴室にテレビを設置するには、テレビ本体が必要になります。浴室テレビの種類には、壁掛け、埋め込み、ポータブルなど主に3つの種類があります。ポータブル以外の浴室テレビは、建物のアンテナから浴室テレビにアンテナを接続する設置工事が必要になります。

アイディア6. 【タンクレストイレ】

タンクレストイレは、便器洗浄用の水を貯めておくタンクがないトイレのことです。タンク式トイレとは水の流し方が違い、水道水の圧力で流す仕組みになっています。節水効果が高く、タンクは、設計段階で汚れにくさを考えて作られているので、簡単に拭きやすくお手入れが楽です。

アイディア7.
【モニター付きインターホン】

モニター付きインターホンは、来訪者を目で見て確認できるので、セキュリティ面で安心です。押し売りのセールスマンなど、対面すると断りにくくなるような訪問者の場合でも、モニターを通じて確認でき、こちらの顔は知られずに断ることができます。

アイディア8. 【浴室乾燥機】

浴室に付ける設備として浴室乾燥機があります。浴室乾燥機があると、浴室の乾燥・換気・暖房などができるので、浴室のカビの発生を防止したり、冬場には入浴前に浴室を温めることができます。また、浴室に洗濯物を干して乾かすこともできるため、雨の日が続いたときには便利です。

アイディア9. 【食器洗い乾燥機】

食器洗い乾燥機は、自動で食器を洗浄し乾燥までやってくれるキッチン家電です。卓上タイプの食器洗い乾燥機は、設置工事が不要で、購入してすぐに使うことができます。食後には洗い物に追われていた時間も、食器洗い乾燥機があれば、家族でくつろげる時間も増えます。

アイディア集【外装編】

アイディア集【外装編】

アイディア1. 【外壁カラー】

注文住宅の外壁を考えるとき、色選びは重要です。ベージュ系は明るい印象で人気が高く、ホワイト系はかわいい印象を与えます。グレーや黒などのダークな色は、落ち着いた印象や重厚感を出すことができます。

アイディア2. 【屋根の形】

屋根の形も家の印象に影響する部分です。屋根の形は、部屋の形にもよりますが、複雑な形にすると費用がかかります。費用が比較的かからない形はシンプルな切り妻タイプになります。

アイディア3. 【窓】

家の印象は、窓の大きさと数で変わってきます。窓は、大きくすれば、採光の面や風通しの面でメリットがありますが、防犯やプライバシーの面では、中を除かれてしまう可能性も出てきます。

アイディア4. 【宅配ボックス】

外出が多い方の場合は宅配ボックスがあると便利です。最近は、ポストと一体型のものや、デザインが可愛らしいものからシンプルなものまで様々です。

アイディア5. 【ウッドデッキ】

家にウッドデッキがあると開放的な気分が味わえます。友人を庭に招いてバーベキューをするとアウトドア気分も楽しめます。また、ガーデニングや子供の遊び場にするなど活用方法は様々です。

理想の注文住宅を建てるには

理想の注文住宅を建てるには

予算管理をしっかり行う

注文住宅で失敗しがちなのは、予算をオーバーしてしまうことです。せっかく注文住宅を建てるのだからと、理想の実現にこだわりすぎると、オプションを追加し過ぎて予算オーバーになってしまうことがあります。家自体が数千万円の費用だと金銭感覚も鈍ってしまい、数万円でオプションを追加できることが安く感じてしまうかもしれません。オプションを追加する際は、その前に一度冷静になって、予算内に収められるか、冷静になって見積もりを確認しましょう。

注文住宅のこだわりはほどほどにする

注文住宅は、自分のこだわりを反映できるのが魅力です。しかし、こだわり過ぎても失敗してしまう可能性があります。例えば、リビング階段を住宅に取り入れた場合、開放感が出るよう吹き抜けの構造にして、屋根に採光用の窓を付けて低い階の部屋にも光を取り入れたのですが、吹き抜け構造は暖かい空気が上に昇るため、一階の部分に冷たい空気が滞りがちになってしまったというケースがあります。


ほかに収納スペースにこだわり過ぎて失敗することもあります。例えば、収納スペースが大きいと無駄なものがしまえるため、余裕を持ってスペースをとろうと奥行きを広くしたところ、奥にしまい込んだものが取り出しにくくなった例もあります。注文住宅を建てるときは、あこがれや理想のイメージだけに突き進まず、現実的な目線を持つようにしましょう。

自分の理想を叶えつつ、
予算も抑えたい方にちょうどよい
「セミオーダー住宅」という選択。

『自分の理想は叶えたいけど、ゼロから作る注文住宅は何だか面倒そう…』
『だからといって、ありきたりな建売住宅を選ぶのはちょっとなあ…』
『自分の理想を叶えつつ、予算も抑えられる家ってないの…』


と思っている方も多いのではないでしょうか。

そのような方には、自分の理想を全て叶えるフルオーダーの注文住宅のほかに、自分の好みのスタイルをセレクトして組み合わせる「セミオーダー住宅」という選択もあります。

カマダの家のセミオーダー住宅「Saladie(サラディエ)」は、5つの外観、8つのインテリアスタイル、12の間取りプラン、4つの住宅設備メーカーの中から自分の好みを選んで組み合わせます。

セミオーダー住宅の選べる組み合わせ セミオーダー住宅の選べる組み合わせ

<選べるインテリアデザイン事例>

  • カジュアル
    カジュアル
  • ヴィンテージ
    ヴィンテージ
  • フレンチクラシック
    フレンチクラシック
  • ヴィラリゾート
    ヴィラリゾート

※その他にも「外観」「間取り」「住宅設備」が選べます。

その組み合わせは1,920通りになります。。ゼロから作ることもありませんので迷うこともなく、オプションを追加することもありません。好きなものを選ぶだけで、自分の理想を叶える家作り。それがセミオーダー住宅です。


鎌田建設では、そんなご家族の好みに合わせて選べるセミオーダー住宅「サラディエ」をご用意しました。


「でもはじめての家作りだから何からはじめて良いのか分からない…」という方に、家作りのスケジュールや気になるお金の話を分かりやすくまとめた「はじめての家作りBOOK」をプレゼントしています。

家づくりのHow To一覧へ

はじめての家づくり何からしたらいいのかわからない、現在の住まいの悩みを解決したいなど、
新築・リフォーム・土地の事ならどんな些細なことでもお気軽にお問合せください。
お問い合わせ内容の確認後、担当者よりご返答させていただきます。

受付時間 8:00〜18:00